神奈川7区 首藤信彦様の回答

回答の方針:質問の多くが、丸一日かかって回答するような問題です。しかし、今はとにかく、時間が無いので、データを添えずに回答できるものを中心に回答します。

☆小生の政治の取り組みに関しては以下を参照ください。
首藤信彦著「政治参加で未来をまもろう」岩波ジュニア新書 2006年

 

 

 

【 財政・社会保障 】
1)見直しが必要と考えている現行の事業を挙げてください。また新設・拡大もしくは不要・縮小が必要とされる事業とその具体的方策案も教えてください。


回答:整備新幹線、高速道路、ダム、干拓、漁港、コンテナターミナル、空港、大型公共施設などの建設です。そのいずれもが環境負荷が高く、間違って作られ た場合、その排除コスト巨大化するようなものです。一方、首都圏の環八のように、一部区間が結合していないために膨大な非効率性を周辺にもたらすような部 分は総力をあげて早期賛成させ、環境負荷を減らし、地域経済への貢献を進めるべきと考えます。

 

2)企業・個人からの不正献金や事務所費の虚偽報告などが問題になっていますが、「政治とカネ」について、その透明性・公正性を確保するための政策を考えていますか。


回答:ともかく企業・団体献金は全面禁止、同時に政治資金パーティのような悪質迂回手段を断つ必要があります。政治資金Gメンのような特別捜査官を設置してもいいと思います。

 

3)税金の使い道と決まった先でそれをどのように生かすかについて、教えてください。
(22歳/大学院生、30代/福祉関係、27歳/商工会議所職員、他)

 

 

 

【 雇用 】
4)環境政策で雇用を創出できると思いますか?可能な場合、具体的な政策案を教えてください。


回答:環境負荷軽減手段への思い切ったシフトにより、新しい雇用が生まれます。
   たとえば、新エネルギーだけでなく、農業用水利用のような小規模発電所は農村実態にあったものであり、中小企業の製造そしてメインテナンス要員など、地域雇用に貢献できます。
コンクリートでかためて下水溝となった小川は現代技術でアメニティの高い小川に再生できます。考えられることはもうほんとに山のようにあります。

 

5)就職活動の早期化、長期化が問題となっていますが、それを改善する考えはありますか。


回答:新卒を採る慣行をやめさせるべきです。日本社会に残る初物食いやまっさらな新人を求める風潮はやめ、卒業後、色々な経験をつんだものを採用する方式に転換すべきです。
3年からの就職活動は禁止すべきです。その時間があるなら、経済団体も協力して企業にインターンプログラムを充実させ、実際の仕事の現場を見せて、適性を判断すべきです。

 

6)フリーターやニートに対する対策はありますか。


回答:これは社会現象であると同時に、個人の問題でもあるのです。さまざまな個別具体的な背景がある。すでにヨーロッパでは個人相談・指導になってきています。 チューター制度なども有効と考えます。

(20代/会社員、22歳/大学生、他)

 

 

 

【 経済格差 】
7)社会保障全般をこれからどのように改革していくか、以下の項目をふまえてお答えください。
①ホームレスの人の再就職と生活安定のための政策
②年金・医療保険について
③障害者や母子家庭を保護する法律が取りやめになっている現状について
④老人施設への入居希望が200人待ちを超える、現状の高齢社会に対する認識と対策について


回答:これはある意味で、簡単です。要は資源(ヒトモノカネ)を投下して、しっかり対応することです。政治に覚悟があれば、簡単に対応できます。

(31歳/鍼灸マッサージ師、22歳/大学生、他)

 

 

 

 

【 ジェンダー・子ども 】
8)出産費用をはじめかかる費用、出産場所、産後のサポート、小児科や教育(保育園、幼稚園をはじめ学校関係)、他にも女性が産休を取り、またきちんと復 帰が出来るような補償、悲惨な事件やいつ何があるか分からない中に子供を送り出していく等の不安の改善…、色々な意味で子供を育てやすい環境になったら、 産みたいと思う人が増えて少子化だけでなく今後の経済にも良い影響が出ると思いますが、そういった体制を整えていくのはまだまだ時間が必要なのでしょう か?
(未婚・既婚関係なく、女性をとりまく問題全般についての考えをお答え下さい。)


  回答:これはもう政治の覚悟と時間の問題です。すでに民主党のマニフェストの中でほとんどカバーされていますが、チルドレンファーストの政治といわれれるように、まず子供の課題から解決していきます。

 

 

 

【 未来 】
9)日本は今後30年間で、どのような発展戦略を採っていくべきと考えますか?
(22歳/大学生、他)

 

 

【 食糧・農業・環境問題 】
10)食料自給率や将来のエネルギーについて、どのように考えていますか?具体的な政策案がありましたら教えてください。


回答:これも政治が覚悟をもって取り組めば、膨大なエネルギーと資源(ヒトモノカネ)が必要ですが、困難な問題ではありません。国によってはそもそも水や 日照の足りない国がありますが、日本にはその両方があります。首都圏農業、地産地消など社会システムの改革とからめて取り組む必要はあります。

 

11)開発と環境保全は相容れないものでしょうか?開発と環境保全が共存できるシステムデザインを1例、具体的に挙げてください。
(20代/会社員、20歳/大学生、他)

 

 

【 教育 】
12)社会保障や産業育成など重要な政治課題がある中で、成果が見えづらい「教育」に投資することをどう考えますか?


回答:教育はもう教育革命ぐらいの思い切った改革が必要です。そのまえに、受験と受験産業をやめ、人生を豊かにする教育に変える必要があります。未来のために一体何を教えるべきかを模索すべき時代にきています。

 

13)性教育に関してどうお考えですか?そこから付随する若者に蔓延する性病・エイズへの対策、性産業の被害に遭う若者への対策もあればお教え下さい。
回答:性に社会や家族や個人が正面から向き合うことが肝心です。ゆがんだ形でしか、非公式な対応しかできないのはそこに原因があります。

(22歳/大学生、他)

 

 

【 外交・国際問題 】
14)戦争による環境破壊や人権侵害をなくすにはどのようにすれば良いと思いますか?その為に日々心がけていることは何ですか?


回答:戦争や破壊はそれを必要だ、合理的だ、経済的だと考える人がいるから発生するので、宇宙人や悪魔が作りだすものではありません。常に、戦争やテロも その根本原因(root cause)の解消にとりくまなければならない。そのためには何が必要?それは膨大な資源です。
17万人の防衛省があるなら、17万人の平和省を作るほどの覚悟と資源投入が必要です。簡単に安価にできる平和構築などありません。
(27歳/フリーター、他)

 

 

【 人となり 】
15)国民のために政治生命をかけられますか?あなたの政治的な立場が危うくなっても真実を語ってくれますか?
16)なぜ政治家を志すのですか?またどんな政治家になりたいですか?尊敬する政治家、具体的な目標と達成へのプロセスなどふまえて、教えてください。
17)今もっとも重要視している政策は何ですか?どうしてそれをしたいのですか?またそのために今何をしていますか?


回答:小生のウエブや拙著「政治参加で未来をまもろう」を参照ください。
(22歳/大学生、25歳/会社員、他)

 

 

 

【 制度・市民参加 】
18)自分の税金の使い道や議会の決議を国民の投票で決定できるようにしてくれますか?また子どもの考えや意見を国会に反映させる機会を作れますか?


回答:よくお考えください。それが間接民主主義というもので、本来は国会がその機能をはたすものなのです。それが機能不全になったのはなぜか?国民の意思が国会に反映されることが第一です。ただ国民全体の運命をきめることは当然、国民投票を行うべきです。
(24歳/主婦、他)

 

 

 

【 その他 】
19)選挙に行かない、年金を支払わない若者が多くいるのは国に信頼を寄せていないからだと思いますが、その信頼を勝ち取るために国はどうあるべき、どうするべきだと思いますか?


回答:それは別に国に信頼を寄せていないのではなく、社会の中での自分というものが理解されていないのだと思います。国が何かをやってくれるのではなく、自分はどう行動するかというが最初の起点となるべきでしょう。

 

20)その反対に、意識を高く持ち、社会的な活動をしている学生も多くいます。今後、そのような学生と行政が手を取り合い、未来を築いていけるような取り組みを考えていますか?考えていれば、具体的な内容をお願いします。


回答:考えているだけでなく、これまでもずっと取り組んできましたが、裏切られ、絶望することのほうが多い。そんなときは中国の春秋戦国時代の「墨子」を読みますね。

(22歳/短大生、22歳/大学生、他)

 

 

 

○最後に次世代を担う若者に熱いメッセージを!

 

※今後私たちが、気軽に質問できたり意見を伝えたりできる連絡先(公表できる)があれば教えてください。(メール/TEL/FAXなど)
回答:いまはもう活動真っ盛りですが、選挙が終われば返事もかけるでしょう。
   URLは:www.sutoband.orgです。メールもここから入れます。

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